自然素材を利用した注文住宅の魅力とは?長持ちさせるコツもご紹介!
自然素材を使用した注文住宅が注目されています。自然素材は、住宅に用いるとさまざまなメリットがあり、より快適に暮らせる住まいになるからです。しかし、自然素材を用いる場合、注意しなければならないこともあります。この記事では、自然素材の住まいの魅力や注意点をまとめておきます。
住宅に自然素材を使うメリット
住宅に自然素材を使うメリットはどのようなことがあるのでしょうか。
健康に配慮した住まいになる
住宅に自然素材を用いることで、家族をシックハウス症候群から守ることができます。自然の素材を使うことで、木の特性を活かすことができるので、室内の空気を綺麗にするだけでなく、室温も管理しやすくなります。湿気がこもりにくい快適な住まいになるのです。
住まいは、生活の大半を過ごす場所です。コンクリートを用いる場合、温まりやすく冷えやすいというデメリットを解消するために断熱材が用いられることが多いですが、この断熱材を使うことで、シックハウス症候群のリスクが上がります。
シックハウス症候群は、疲労感やめまい、呼吸困難、皮膚の乾燥、吐き気などさまざまな健康被害をもたらするので、家族の健康を考えるなら、自然素材の家がおすすめです。自然素材を取り入れると、断熱材の使用量も最小限にできます。また、自然素材は弾力性があることから、足腰への負担も軽減できるといわれています。高齢の方が生活する住まいとしても安心感があるでしょう。
デザインも楽しめる
自然素材の住まいは、自然素材が持つ見た目の美しさも楽しむことができます。たとえば木材の場合は、木目が異なるので、同じ素材でもまったく同じ仕上がりとなりません。
そのため、自然の美しさを活かした住まいが完成します。どのような素材を使用するのかで雰囲気も変えることが可能です。おしゃれな住まいにできるでしょう。
自然素材のもつ機能で安定した住環境になる
自然素材には、蓄熱性や消臭性、調湿性などがあります。素材により効果は異なりますが、求める効果に合わせて自然素材を選ぶことで、安定した住環境にすることが可能です。
たとえば、珪藻土や漆喰を使用すると、消臭効果が期待できます。無垢材の床にすれば、素足でも暖かく過ごすことができるでしょう。
自然素材を長持ちさせるには
自然素材を使用した住まいで生活する場合、どのようなメンテナンスが必要なのでしょうか。どのようなものもメンテナンス無しでよい状態を保つことは難しいです。時間の経過とともにどうしても傷みが出てきてしまいます。メンテナンスを行えば、自然素材をよい状態で長持ちさせることが可能です。
適度な換気は必要
自然素材には、調湿作用があるのは確かです。しかし、調湿作用があるからといって、換気をこまめにしていない場合、カビの原因となってしまう可能性もあります。調湿作用だけに頼り過ぎないようにしてください。
乾燥に注意
自然素材は、呼吸をしているので経年とともに乾燥します。反りやひび割れがおこらないようにするためにも、専門業者にメンテナンスを依頼しておきましょう。自然素材は色も変化します。色の変化が困るという場合は、自然素材は向いていないでしょう。
自然素材の家の工法を確認しよう
自然素材を使用している住まいは沢山あります。どのような工法で作られているのかで住まいがどれくらい長持ちするかは変わってくるといえるでしょう。自然素材を使った住まいを建てている会社の特徴をつかんでおくことも重要です。より自然素材が長持ちするように工夫されている会社を選びましょう。
こまめな掃除でより長持ちに!
自然素材の住まいをよい状態で保つためには、メンテナンスだけでなく日々のお手入れも重要です。日々の清掃がきちんとできていれば、メンテナンス費用を抑えることにもつながるでしょう。自然素材の住まいは、30年で建て替えが必要になるともいわれています。
掃除をすることは、綺麗に保つという意味だけでなく、住まいの異常により早く気付くという点でも重要といえます。普段からこまめに異変に気がつけていれば、その都度対応しておくことで、大きな修繕にならないようにできるのです。ちょっとしたことも、こまめに掃除をすることで気づきやすくなるでしょう。
室内だけでなく、住まいの外まわりの掃除も行ってください。外まわりの異変はなかなか気がつかないものです。しかし、放置してしまうと大掛かりな修繕になってしまうこともあるため注意しましょう。
まとめ
せっかく作った注文住宅は、できるだけ長く快適に住めるようにしたいものです。普段からの清掃と定期的なメンテナンスをすることで、長く安心して暮らせる住まいを維持していくことが可能です。自然素材を使った住まいを検討している方は、こういったメンテナンス部分のサポートもある注文住宅会社に依頼するのがおすすめです。