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ハイスピード工法とは?採用するメリット・デメリットについて解説!

公開日:2021/09/15

地盤改良工事の工法の一種として注目されているのが、ハイスピード工法です。このハイスピード工法を取入れる工事業者は増えていますが、ハイスピード工法とは具体的にどのような工法なのか、「正直よくわからない」という方も少なくないでしょう。今回はハイスピード工法とは何か、採用するメリットやデメリット、注意点について解説します。

ハイスピード工法とは?

ハイスピード工法とは、地盤改良工事を行う際に、地盤に合わせて施工し、地盤の支持力を高める工法のことを指します。

今まで地盤改良工事といえば、柱状地盤改良工事という方法が用いられていましたが、この柱状地盤改良工事は杭を使って地盤を安定させる方法が取られており、杭に何らかのトラブルが起きると地盤も緩んでいくという難点がありました。

ですがハイスピード工法の場合は杭を使わずに、小さく砕いた天然石・砕石パイルを使って行います。砕石パイルを地盤に直接埋め込んで、地盤そのものを補強する工事方法ですので、周辺の地盤が安定し、地盤力を高めることができるのです。

このことからハイスピード工法は砕石パイル工法とも呼ばれています。ハイスピード工法は地盤本体をしっかり固定できることから近年土木工事で採用されることが増えており、地震対策としても重宝されている工法です。

ハイスピード工法を採用するメリット

ハイスピード工法は緩んだ地盤に小さく砕いた天然石を埋め込む工法で、天然石と地盤が混ざり合うことで、地盤そのものの質が向上します。

今まで一般的な工法として柱状地盤改良工事が行われていましたが、この杭を使った柱状地盤改良工事では地盤そのものを安定させることはできません。そのため地震などが起きたときに杭が折れれば地盤沈下を引き起こしますが、ハイスピード工法にはその心配がないのです。

天然石を加える事で地面の水はけもよくなり、大雨が続いても安心して暮らせる土地となるのもメリットといえるでしょう。庭で畑を作って植物を育てたいという方にとっても、水はけのよい土地を作れるハイスピード工法はおすすめです。

またハイスピード工法では砕いた天然石を使うため、工事による環境汚染の心配もありません。コンクリートとは異なり天然石は地面と溶け込みますので、最終的に取り除く必要もなく、建物を潰す際にも工事の手間を減らせます。工事の手間を減らせる分、工事費用を減らすことにもなりますので、長い目でみればお得な工法といえるでしょう。

ハイスピード工法で作られた土壌は長期的に放置しておいても環境破壊をすることがなく、地面と一体化して溶け込みますので、柱状地盤改良工事に比べてクリーンな工法です。ハイスピード工法はこのように、自然環境に優しく、長期的に見れば費用を抑えられるにも関わらず、地盤がしっかり安定するという、メリット多数の工法として多くの業者が採用しています。

ハイスピード工法を採用するデメリット

そんなハイスピード工法にも、残念ながらデメリットがあります。まずは工事の際の騒音問題です。

ハイスピード工法では地面深くに穴を掘り砕石を地面に直接押し込んでいきますが、この地面を掘る際と地面に砕石を埋め込むタイミング、また石を穴に入れたときに油圧機器で推し固めるタイミングで、騒音・振動が発生してしまうのです。柱状地盤改良工事に比べると工事するときの音や振動が大きいという点は、デメリットいえるでしょう。

またハイスピード工法の場合、柱状地盤改良工事に比べると最初の工事費用は高く付きます。最終的に取り除く手間がない分、長い目で見れば費用は抑えられるのですが、最初に支払う費用はハイスピード工法の方が高いため、初期費用をできるだけ安く抑えたい方にとってはハイスピード工法はおすすめできません。

ただし柱状地盤改良工事の場合、ハイスピード工法に比べると地盤が安定せず、もしも地震が来て地盤沈下した時には、別途修理費用などが大量に発生します。最初に支払うお金が多少高くとも、ハイスピード工法であれば地震が来ても地盤沈下する恐れはほぼありませんので、結果として安く済む可能性が高いでしょう。

騒音・振動問題に関しても、工事期間は2~3日ですので、クレームがくるようなことはほとんどありません。工事開始前に事前に周辺住民に挨拶とお詫びを伝えておくなどすれば、そこまでの迷惑にはならないでしょう。工事業者によっては事前に業者側から挨拶をしてもらえることもあります。

 

建物を建てる上で、地盤の質を向上させることは命を守ることにつながります。ハイスピード工法では地盤を強化するのみならず、環境汚染も防ぐことができるため、地球にとっても優しい工法といえるでしょう。多少手間がかかる分工事費用は高く付きますが、最終的な処理費用を考えると柱状地盤改良工事よりも安くつきます。メリット多数の工法として人気がありますので、工法を選ぶ際には参考にしてみてはいかがでしょうか?

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