徳島の注文住宅メーカーを厳選比較で紹介!口コミ人気の高い高性能・高品質な住宅を提供しているおすすめの会社をまとめました!

住まいの寿命を左右する?建物の通気・換気の重要性について

公開日:2023/01/15


住まいをよい状態で、できるだけ長く使い続けるには、建物の通気と換気についての理解が必要です。家の劣化の原因となる結露やカビ、腐食、シロアリなどの発生は、どれも通気と換気で抑制することが可能です。ここでは家の健康寿命を延ばし、快適に住み続けるためのコツである通気と換気の重要性についてご説明します。

住まいの寿命を延ばすのは上手な湿気対策

日本の住宅の平均寿命はどれくらいの長さで、ほかの先進国と比較してどのあたりの位置づけなのでしょうか。国土交通省が公開している「長持ち住宅の手引き」によると、日本の住宅の平均寿命は約30年だそうです。この年数はイギリスの77年、アメリカの55年と比べれば一目瞭然で、非常に短く、コストをかけて建てているのに一世代で使えない状態になってしまいかねないという状況です。

一般的に、欧米では家のメンテナンスが習慣化しており、日本よりDIYで家の状態を維持する文化が浸透していますが、日本において家の寿命にもっとも影響を与えているのは、温暖で湿潤な気候にあると考えられます。日本の住宅は木造建築が多く、湿度が高い日本の気候は木材にとっては好ましくない環境であるといえます。更に近年は、エネルギー消費を抑えることにもつながる高気密・高断熱の住宅が増えており、充分な通気がないと結露の発生原因になってしまいます。

この結露こそが木造住宅にとっては大敵で、木材が腐ってシロアリの発生につながり、結果建物の寿命を縮めることに妻がります。窓や壁など目に見える部分だけではなく、結露は見えない部分にも発生し、手入れができないままに住宅を傷め、家の耐久性・耐震性低下にも直接的な影響を及ぼします。このことは木造に限った話ではなく、鉄筋コンクリートで造であっても、サビの発生や塗装の劣化を招き、漏水などを引き起こします。このように結露はさまざまなリスクに直結しているので、住まいの健康寿命を延ばすためには、湿気対策がとても重要になります。

通気と換気が必要なポイント

家にとって大敵である、見えない部分の湿気対策がいかに重要であるかがお分かりいただけましたでしょうか。ここでは通気と換気が必要な3つのポイントについてご説明します。

基礎・床下

床下空間はまさに湿気の温床です。床下に溜まった水分を木材でできた土台や柱が吸い込んでしまうと、より湿度が上がり、湿気を好むカビや木を腐らせる菌が繁殖します。この状態は住まいの天敵であるシロアリの発生条件となり、大切な家の土台を食い荒らされてしまうので、基礎・床下部分の換気はとても重要だといえます。カビや菌が繁殖するには、温度・酸素・水分・栄養分の4つの条件が揃う必要があり、温度と酸素のコントロールは難しいですが、栄養分を絶つ防腐剤や水分を制御するための換気で対策ができます。

壁の中

外壁は構造体を守り、外観をよくする一方で壁の中の湿気を放出しにくいため、湿気対策ができていないと壁の内側の結露発生要因となります。そこで、サイディングの裏側に空気の通り道となる空間をつくることが必要となります。それによって壁への湿気が滞留することなく外へ排出されるので、壁内の乾燥状態を維持し、木材の健康と本来の性能をしっかりと発揮できる環境を保つことができます。

小屋裏

小屋裏とは、屋根と天井の間にできる空間のことで、太陽による熱や冬の寒さの影響をダイレクトに受ける場所といえます。とくに屋根面は常に厳しい気候に晒されているので、雨水が侵入する可能性も少なくありません。また、生活で生まれた湿気が上方に移動して小屋裏の中にこもるため、ここでの湿気対策が家の健康状態を左右するといっても過言ではありません。小屋裏の湿気対策は、屋根断熱、天井断熱といった断熱方法の違いによって換気と通気を使い分ける必要があるということもお覚えておきましょう。

高気密高断熱住宅には換気・通気が必要

一年を通じて室内環境を心地よく保つために、また、昨今の環境負荷軽減の観点からも、住宅の高気密、高断熱化が進んでいます。機密性が上がると室内の空気の汚れや結露などのリスクも上がるので、24時間換気システムなど室内の空気を適切に換気する仕組みは、今や標準装備となっています。しかし、室内の換気が法律で義務化されている一方で、建物の構造自体の換気や通気は法律で義務化されておらず、住み始めてから結露の問題や対策の不備に気づくという事例も少なくありません。

住まいは家族の命や健康を守る場所であり、快適な毎日を過ごすための場所なので、大切に扱って次の世代まで引き継いでいけるのが理想といえます。そのためには、建物の健康に直結する換気と通気について知識を深めることは、とても大切です。新築やリノベーション、住宅購入の際には、しっかりと換気と通気対策を行って、住まいの健康寿命を延ばしましょう。

まとめ

ここでは住まいの健康寿命に大きな影響を与える、建物の通気と換気の重要性についてご説明しました。家族の安全な暮らしや、快適な時間を生み出すためには、空調による温湿度管理以上に建物自体に湿気が溜まらないための対策が必須です。次世代に快適で安心できる住まいを継承するためにも、通気と換気について学び、充分な湿気対策を行いましょう。

【徳島】おすすめ注文住宅メーカー5選

イメージ
評価ポイント
会社名R+ハウス徳島西株式会社はなおかケントホームズラッフルズホームアイフルホーム 徳島北店/徳島南店
特徴高性能住宅でありながらデザイン性の高い住宅を提供建築棟数は年間100棟以上!徳島県内ではトップの棟数品質・デザイン・価格の3つにこだわった家づくり徳島で65年以上家づくりを行ってきた地域に根ざした会社子育て世代も納得のキッズデザインが魅力
詳細リンク

おすすめ関連記事

サイト内検索
注文住宅関連コラム